気のままブログ

腐女子の気ままなブログ

座薬と私と可愛い看護師さんと

10年前の出来事ですーー

当時、介護士として働いていた頃に疲れと季節の変わり目のダブルパンチで39度を越す高熱を出してダウンした。
こんなに高熱を出したのは中学生以来。
仕事もあるからそんなに休めない…。
母に連れられ病院に行き先生の診察を受けて「熱が高いので座薬入れてから点滴しましょう」と言われ「…はい」と返事したが先生の「座薬は入れられたことありますか?無理なら看護師に入れてもらってください」と隣にいる深〇恭子似のめちゃくちゃ可愛い看護師さんに「無理なら入れてあげてね」と。

先生、無理です。

深〇恭子似の可愛い看護師さんに「大丈夫ですか?こちらのベッドまで移動しますね」と白衣の天使はここにいた。

「こちらが座薬と手袋になります。もしご自分で入れるのが無理なら言ってくださいね」とカーテンを閉められる。

ベッドの上で片手に座薬、片手に医療手袋。
放心する自分。

尻の穴に自分で何かを入れるなんて生きてこの方したことがない。
他人にもされたことがない。
座薬入れたことがない。

でも介護士なので座薬を入れるところは見たことがある。
あれ、かなり深めに入れてたよな…と思い出しあれを自分でするのかと思うと熱のせいじゃない寒気がする。
でもカーテンの向こうには深〇恭子似の看護師さんが点滴を用意してスタンバっている。
待たせるわけにはいかない!
医療手袋を右手が左手に装着し座薬を開ける。

先がちょっと尖ってる。

(はぁぁぁぁぁ!!これを尻に自分で入れるなんて無理ぃぃぃぃ!!)となるが可愛い看護師さんに自分の尻に座薬を入れられるのはもっと無理。
後に「看護師さんも仕事だからアンタの尻くらいなんてことない、むしろ迷惑でしょ!!」と言われてそりゃそうだ、となったし歳食った今なら「すいません(座薬)入れてください」とお願いするが当時の自分もまだ若くて変なプライドがある。

迷っていても仕方ないのでいざ!!

⚠色々と奮闘しましたが気分を害されるとアレなので割愛

座薬と格闘すること約2分。
座薬って結構グッと入れないと出てくるんですね…

39度の熱で体力の限界。
もう入れたふりしてもう下着あげようか、とも思いましたが先生が処方してくれたからきちんと入れないといけない。
仕方なくカーテンを開け「……すいません、座薬とか入れたことなくて、お願いできますでしょうか…」と看護師さんに言うと「はい、大丈夫ですよ〜やっぱり難しいですよね」と。
(すいませんすいませんすいません)と心の中で謝り倒しながら看護師さんに尻を向ける。
女同士なんだし大丈夫だ!!と割り切るけど今思い出しても恥ずかしい。

「入れますよ〜、力抜いてくださいね」

「え、あの、力抜くんですか?」

「力入れると座薬って入れにくいので」

なんだって?!
知らなかったぞ!!

「いきますね〜」と共に尻に入ってくる異物感に「きゃっ」でもなく「お"ぅ"ぅ"」と小さい頃に水族館で聞いたオットセイみたいな声を出す自分。

「力抜いてください」

「う"う"……へぇっ」←死にかけの岡っ引きが返事するみたいな声

「……ww」←ちょっと笑う看護師さん

受けはこんなことされてんの?!って思った。まぁ座薬レベルではないけれど。

点滴の針を入れるときに血管見つからず「あぁ、ごめんなさい!血管が見つからなくて」と看護師さんが謝るけど最早、こっちが申し訳ないです。

無事に点滴を受けて看護師さんに「すいませんでした、ありがとうございます」とお礼言うと「大丈夫ですよ〜、あと熱が高いときに座薬入れるように言われてると思いますが大丈夫ですか?」

「………え(゜△゜)」

そういえば先生がそんなこと言ってた。
子供用だから1日2回は大丈夫ですって言ってた。
これからも入れるの?座薬を??

(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..

それから約2日間、高いときは39.8度の熱が出て仕方なく母に尻を出す2日間になった。

もう座薬ヤダ……。